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海外製電動ガンのリチューンについて

当店で取り扱いの海外製電動ガンについて

海外製電動ガンのうち特にいわゆる中華ガンと呼ばれる廉価版の製品は基本的に「調整」と言われる作業が必要な物になっています。

このページではその「中華ガン」の基本的な調整方法と内部がどんな状態なのか?ということを説明し、理解した上でご購入いただくためのページになっています。

ともあれ、まずは中華ガンのメカボックスの中身を見てみましょう。

この写真はA&K SR25のメカボックスです。

ギアに緑色のグリスがたっぷりついており、あまりいい状態とは言えません。また、写真ではわかりませんがシム調整というギア同士のクリアランスを固定する薄い輪の設定も非常に適当なことが多いです。
※比較的稀な例ですがQPのSA58のメカボックスです。
意外と質のいいグリスが多すぎない量がついています。またシム調整もそれなりに悪くない状態でした。
A&Kのメカボックスのような状態で動かし続けるとギア同士がメカボックス内で動いて擦れるなどして、最悪ギアを破損します。
ですのでここで質の悪いグリスを落とし「メカボ洗浄」、ギアを適正な位置に調整する「シム調整」と、再度グリスを塗布する「再グリスアップ」という作業が必要になります。
メカボックスのパーツを外し、ティッシュなどであらかたグリスを拭き取ったあと市販のパーツクリーナーなどで洗浄します。
そうすることでメカボックス内のグリスを落とします。
ギアも同様です。
かなりきれいになっています。最近は中華といえどもギアの精度がよくなりそのまま使えるギアがほとんどです。
ギアをメカボックスに組み込みます。その時に重要なのが軸受です。
ほとんどの製品が軸受はメタルかベアリングです。軸受というのはギアを保持しかつ高速で回転をサポートするので非常に重要な部分です。
当店では国産のベアリングも扱っています。
軸受は必ずメカボックスに瞬間接着剤などで固定して使います。これをしないとギアノイズや破損の原因になったりします。
この後、ギアを組み込みます。
シム調整という作業に入ります、このシム調整という作業はある程度の慣れが必要です。
ポイントとしては①各ギアがぶつからないこと②メカボックスを閉めたときにスムーズに動くこと③かつあそびのないことの3点です。

ギアのシム調整ができたらグリスアップをし、各パーツを組み込みます。
ギアにはある程度粘度の高いグリスを、ピストンのラック(歯)やレール、ピストンヘッドのOリング、シリンダー内、タペットプレートにはシリコングリスがおすすめです。
そして各部品をもとの位置に組み付けます。この際シリンダー系のグリスとギア系のグリスが混じらないように注意します。

また、組み付けの際には特に各パーツの遊びや動き、スイッチの状態なども良く見極める必要があります。

各部組み付けたらスプリングを入れパーツが跳ねないよう注意しながらメカボックスを閉じます。海外製電動ガンはこのメカボックスを閉じるのが実は非常に手間です。各部に遊びが大きくパーツが傾いたり中で軸から外れたりする場合があります。
注意しながらメカボックスを閉じます。

当店が通常行っているメカボックスのリチューン調整は以上です。

電動ガンは上記のほかにバレルやパッキンとの兼ね合いもあります。
当店では上記リチューンカスタムを別途4000円で行っております。
リチューンカスタムでは中華電動ガンを安心してサバイバルゲームで使えるようにしてお出ししております

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